ライブカジノにイカサマはあるのか

オンラインカジノというと、基本的には実際のカジノ場にあるルーレットやスロット機などを使って遊ぶのではなく、コンピューターが動かす専用のプログラムを使って遊びます。
プログラムの場合には、勝つも負けるも設定次第ですが、健全な運営をしているところであれば、ライセンスを取得するために第三者機関によるプログラムの検証を行っていますから、運営会社が一人勝ちするようなイカサマはできません。

では、プログラムではなく実際の人間とカードやルーレットのアイテムを使って賭けをするライブカジノであれば、イカサマができるのかというとやろうと思えばできるでしょうが、その確率はやはり低いです。
というのもポーカーやバカラでカードを切って配る様子はしっかりと撮影されています。
しかも、録画ではなくリアルタイムですから映像の改ざんができません。
なぜリアルタイムだと断言できるのかというと、ディーラーとプレイヤーは音声あるいは文字を使ったチャットをしてるので、不自然なタイムラグがあればバレるからです。
ルーレットにしても、ディーラーが狙ったところにボールを入れることができるのではないかという事を思うでしょうが、それは無理です。
昔のカジノで使っていたルーレットは、構造的に狙った場所にボールを狙えることもできましたが、改良が進んだ現在ではそれができなくなっています。
磁力など目に見えない力を使って思い通りの目にボールを入れることも、不自然な動きになるのでプレイヤーにすぐバレてしまいます。
常にルーレットがしっかりと撮影されている状況では、そのようなことはできないのが現実です。

ちなみに実際のゲームではなくCGのカードやスロットを使うところもあります。
その場合には使われているのは普通のゲームのプログラムですから、不正がないかを第三者機関が調べています。
こういった理由からライブカジノでイカサマをしている可能性は少ないです。

運営会社の立場になってみても、イカサマをするメリットというのはありません。
確かに、運営会社が一人勝ちするような仕掛けをしていれば、短期間の売上は増えます。
でも、プレイヤーは負けるためにライブカジノを遊んでいるわけでは有りませんから、そういう状況が続けば次第に利用しなくなってしまいます。
誰も遊ばなくなれば長期的に赤字になるので経営が破綻してしまうでしょう。
さらに、イカサマが行われている証拠をプレイヤーが掴んでライセンスを発行している海外政府などに通報すれば、たちまちライセンスの取り消しが行われてしまいます。
そうなれば、安心して遊べる場所ではなくなりますから、ますますプレイヤーが遠のき経営が悪化するでしょう。

そんなことをするくらいならば、1回のゲームで得られる利益が少なくとも多くのプレイヤーが長期間にわたって遊べるように公平なゲームをやるほうが運営会社にとってはメリットが大きいです。

ということで、一般的なライブカジノであれば安心して遊べるので心配する必要はありません。
ただし、ネットにあるライブカジノには、ちゃんと海外政府などのライセンスを受けて運営しているところもあれば、違法に運営されているところもあります。
特に法律で禁じられている日本国内で運営されている闇カジノであれば、公平性などを気にしていませんからカードやスロットに何らかの仕掛けをしている可能性が否定できません。
当然ながら、闇カジノはどのような形であろうとも遊ぶべきではないカジノです。
普通の人だと闇カジノにアクセスできる手段がないかも知れませんが、運悪くアクセスできる手段を知ってしまうこともあります。
そういうときでも、決して近づかないようにしましょう。